それでは、なぜ顔のたるみを解消するために筋肉をつければ
よい理由と、その治療の実際について説明したいと思います。
顔のたるみを治療するには、アンチエイジングやリフトアップを
専門とする病院(美容整形外科)に行きます。
重度のたるみであればメスを使った治療法を使いますが、
たいていのたるみはそこまでする必要はありません。
なぜ顔のたるみが起こるかと言うと、年齢を重ねると
顔の皮膚にある脂肪などが失われ、肌の弾力も低下するためです。
それにより肌のハリがなくなるだけでなく、ほうれい線ができたり
目の下がたるむなどの問題が発生します。
実はこれらはすべて顔の筋肉が弛緩してしまったことが大きく関係しています。
ほかの部位のものもそうですが、筋肉は使わないと衰えてしまいます。
顔についている表情筋も同様ですが、表情筋が薄くなってしまうと
その上の脂肪が下がってしまい、それが顔のたるみになってしまうのです。
よって、表情筋をアップさせることが、たるみの解消では非常に重要です。
ではどのようにして顔の筋力をアップするのでしょうか?
顔を動かせば筋力トレーニングになりますが、あらゆる部位を
動かすためにやみくもに表情を変えるなどしていては非効率です。
そのため、まず自分の悩みとする部位を特定し、その部位に対して
積極的にアプローチします。
場所によってやり方は異なりますが、部位によっては
手を使い小刻みに動かすことも行います。
このように顔の筋力トレーニングはどこででもできますが、
より効率よく改善されたい場合は美容外科等に相談し、
ご自身に合った方法を教えてもらったり、適切な治療を受けてください。