座っている時や歩いている時の姿勢が、日常的に悪くなってしまうと、顔のたるみが通常の年齢よりも早い段階で現れてきます。
顔のたるみの原因の1つとして、猫背があります。
なぜ猫背で顔のたるみができてしまうのかと言うと、肩甲骨周辺に存在する僧帽筋が関係しています。
この僧帽筋とは、東部の方まで達しており、表情筋とつながっていますが、実際には僧帽筋と表情筋の間には、
筋膜が存在していて、それによって2つの筋肉は繋がっています。
普段の悪い姿勢のせいで、あまり僧帽筋に効率よく負荷がかかっていないと、
僧帽筋の筋力は次第に落ちていき、連結的に表情筋の動きも悪くなっていきます。
表情筋の動きが悪くなると言う事は、表情筋の筋力も落ち、重力に逆らって顔のたるみを生じさせます。
そうならない為にも、なるべく猫背にならないように姿勢を良くし僧帽筋の筋力を低下させないように努めなければなりません。
過度な筋力トレーニングを行う必要はなく、通常であれば使われるはずの僧帽筋に対しての負荷を適度につける事が必要です。
顔のたるみ治療に効果がある顔ヨガを毎日行ってハリのあるお肌を取り戻しましょう。
たるみは加齢による筋肉の衰えによって引き起こされます。
特に目元や口元に起こりやすい現象です。
顔の筋肉を土台から作ればたるみ治療になり、たるみはハリに変化します。
顔のみのヨガなのでヨガマットもトレーンイングウエアも必要ありません。
まずは目元のです。目を大きく開いた時におでこにシワがよる方は、
目の周囲の筋肉が衰えている可能性があります。
目周辺の筋肉でなくおでこや眉毛の筋肉で目を開いているからです。
目周辺の筋肉を鍛えるには、まず「お」の口にして思い切り下へ鼻の下を伸ばします。
目線をあげ、目を見開き目と鼻の下で上下に顔を伸ばすイメージです。
そこから、下まぶただけを上にゆっくり10秒かけてあげ、10秒かけて下げるを5回繰り返します。
次におでこにしわが寄らないように、指で押さえ、目をぱっちりと大きく見開きます。
黒目だけ右から上を通って左へ移動します。
この時も10秒かけて1往復し、3往復させます。
口元の顔ヨガはひょっとこの様な唇を作ります。隙間が開かないように前へ突き出し、
ゆっくり5秒かけて唇を右に移動します。この時、右側は収縮し力がはいり、左側はストレッチをしているのです。
5秒かけて元にもどし今度は左側へ同じく移動します。これも3往復します。
にっこりと上の歯を見せて口角を上げ、舌を出して右斜め上へあげます。鼻をなめるような感覚です。
ですが、唇をなめないようにゆっくりと10秒かけて左へ移動します。これを3往復します。
これが口元周辺のたるみ治療の顔ヨガです。たるみ治療というと少し硬いイメージですが、
どれも5秒から10秒で2、3往復するだけの簡単なヨガですので気軽に始められます。